<①きものの分類>

まめ知識

(Ⅰ)用途による分類 

 礼装着・・・花嫁衣装の打掛本振袖黒留袖色留袖黒喪服
 略礼装・・・中振袖訪問着付下げ紋付色無地紋付江戸小紋など
 外出着・・・紋無色無地江戸小紋付下げ小紋など
 普段着・・・染の小紋紬やお召などの織の着物ウールや麻の着物など 

(Ⅱ)季節による分類 

 着物は季節に応じて着物の仕立を変える習慣があります。
◆冬物はあわせという裏付の着物を着る。
◆夏物は、裏無しの単衣ひとえの着物を着る。
◆特に盛夏物は薄物うすものといって、しゃの着物が用いられる。 

1 月 2 月 3 月 4 月 5 月 6月 7 月 8 月 9月 10 月 11 月 12 月 
袷 単 衣 薄 物 単 衣 袷 

(Ⅲ)袖丈による分類 

 着物は袖丈によって分類される。
◆袖丈が3尺(約1m14cm)の「大振袖」・・・未婚女性の礼装用
◆袖丈が2尺8寸(約1m6cm)の「中振袖」・・・未婚女性の略礼装
◆袖丈が2尺2寸(約83cm)の「小振袖」・・・お洒落着や外出着
※現在の普段着の袖丈の標準寸法は、1尺3寸(約49cm)とされている。 

(Ⅳ)模様による分類 

 模様づけ(模様の配置)によっても分類される。
総模様そうもよう・・・着物全体が豪華な模様で埋め尽くされたもの。
   ※花嫁衣装の打掛や振袖がこれにあたる。
絵羽模様えばもよう・・・着物の縫い目で模様が途切れない絵模様のもの。
   ※礼装や略礼装に用いられる格式の高い着物。
裾模様すそもよう・・・裾だけに模様があるもの。
   ※既婚女性の礼装である留袖や色留袖がある
肩裾模様かたすそ・・・肩・裾・袖の部分に模様があるもの。
   ※訪問着や付下げに用いられる。
小紋こもん・・・布地全体に文様が型染され、どこで裁断して縫ってもよいもの。
   ※普段着、外出着とされる。